お久しぶりです。■■です。
いよいよ明日に控えた2023年度大学入試共通テストの実施にあたり、全国の受験生を応援する会を敢行しました。
会場はいつもの串こよみです。
今年も例のごとく例によって予想問題を解きました。
この場をお借りして試験の講評をまとめたいと思います。
飲酒勢の成績が悪くなりがちなので制限時間に補正をかけました。
国語は例年平均点が高い科目だが、今年も全員完答で国立大学生の意地を見た。漢字問題が簡単すぎるという説もあり、来年は新傾向となるか...
数学:
平均点が最も低かった。共通テストの数IAが難しかったので解けるレベルに作問したつもりだが......。二次関数の軸というごく初歩的な公式の理解を確認するタイプの問題であり、万一公式を忘れてしまっても問題文の導出に従えば解けるはずである。「平方完成」の文字面に躓いた受験生もいたようだが、最終的な解の形を見ればxを二乗の形におさめることは明白であり、まともに問題文を読めればわかる。変数a~cを与えた一般式を考える問題だが、具体的に数値を代入して式の振る舞いを観察してみよう。問1などはa=1, 2をそれぞれ代入してやれば一瞬で解ける。
英語:
よくできていた。無回答を除いて満点であり、TOEIC必修化・英語化たるや、といったところか。国語同様、難化あるいは新傾向となるか...
全体的な講評としては、国英が完璧といっていいレベルで、数学がかなり怪しい。国英をノーミスでこなしたうえで数学の部分点が稼げれば優勝できるだろう。
例年通りの傾向であるが、問題の都合で国英が簡単すぎるという近年の傾向をふまえ、来年度は科目間のバランスがとれた出題を期待する。なお、飲酒量による調整はあまり意味がなく、さらに管理が面倒なので廃止を進言する。