こんにちは。
先日、映画研究会が所有する編集用PCの引っ越しをしました。
映画研究会は撮影した映像などを編集するためのデスクトップパソコンを所有しており、部員が自由に使えるようになっています。
このPCはセキュリティとネット環境の問題でサークル棟の部室ではなく、部員のアパートに設置しています。
アパートの一角を間借りしているということは、主が去るとPCの場所がなくなるということなので、現4年のHDM君が卒業して引っ越す前に別の部屋に移す必要があるわけです。
協議のすえ、2年生のMYS君のアパートにPC機材を引っ越す運びとなりました。
PCの移動自体は原付や自転車・徒歩などでギリギリ可能なのですが、デスクの移動が大変なので自動車を使うのが現実的です。
とはいえ、自家用車を持っていてかつ気軽に動かせる部員もいないのでレンタカーを頼ることにしました。
スカイレンタカー金沢駅前店で軽を一日レンタルしました。価格は保険・ガソリンこみで5000円ぐらい。
HDM君が朝っぱらから原付でお店まで行って車を借りてきてくれました。
その間僕はギリギリまで二度寝してちょっと遅刻し、MYS君は完全に寝ていました(家主なのでセーフ)。
配線を確認しながらPCとモニタなどの周辺機器を車に積んで2回に分けて輸送。
この時機材の近くに人を配置して、揺れなどに対処するとよい。
デスクを積み込むのが一番の難所で、というのも「分解して運ぶ」などというのはたいへん高度なテクニックだからと面倒くさがって敬遠した結果、ケチって借りてきた小さな車に対して机があまりにデカく、後部座席を卸して助手席の頭部を貫通するような形で無理やり収めることになりました。
天板をつなぐ当たりで分割したほうがスマートなんだけど、工具などはない。
新居に機材を運び込んだらレイアウトの相談をして感じるままに配線を巡らせたら設置完了。
電源、ヨシ!
部室から一番マシな椅子を持ってきました。
眠らせておくのももったいないので、どんどん使っていきたいですね。
HDM君は約2年間の管理お疲れ様でした。
<おまけ>
せっかく車を借りたことだし、と3人で金工大前のマキシマム・ザ・ラーメン--初代極--を食べに行きました。
ラーメン(小)800円でこの量。
ばかでかくて旨味が凝縮されたシーチキンのようなチャーシューと山盛りのヤサイ、うどんのような太麺が特徴の一杯。
提供された瞬間から「ラーメンと自己の対話」がはじまる。
みんな無口になり。口を開いても「(調味料)とって」と「きつい」と「いけそう」とつぶやくばかり・・・
登山?という具合に純粋な食事に一生懸命にならざるを得ない料理。
後半にかかるとそれは味を楽しむという積極的な行為から、うつろに目の前のモノを処理する作業にシフトしていく。*1
これは食事ではなく戦いで、瞑想で、儀式であって、明らかに食事以上の、それ以下の何かだ。
途方もない炭水化物と蛋白質と脂質に溺れる感覚は中毒的で、食後はふつうに後悔するんだけど間をおくと空腹時にふと「極」の文字が脳裏をよぎることがある。
僕らは行くたびに「スープの味が落ちた」などとのたまうのだが、実際のところは胃がしぼんでいって不味いと思う"しきい値"が下がってきているだけなのではないかと思う。
「あの脂と水が分離したスープは認めらんないよ」とか言いつつ通ってしまう。
ここでしか満たされない欲望が、ここにしか咲かない花があるから。
🈡
文責:MYMT
*1:何も知らない後輩を連れてってコレ食わせるの、なんかのハラスメントな気がしてきた